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2021年4月7日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
令和3年 桜井宇陀広域連合議会 第1回定例会報告
令和3年第1回定例会が、令和3年3月29日(月曜日)に、御杖村山村開発センター会場において開催されました。

 令和3年3月29日(月曜日)午後3時から宇陀郡御杖村山村開発センターにおいて、令和3年 桜井宇陀広域連合議会 第1回定例会が開催されました。

 岡田議長の開会宣言、松井広域連合長から招集挨拶の後、会議に入り、議事日程により会議録署名議員2名の指名、会期は3月29日の1日間と決定し、桜井広域連合長が提出議案の説明を行いました。
 提案した案件は、令和3年度桜井宇陀広域連合各会計予算3件、条例の改正1件、広域計画の変更1件、公平委員会委員の選任同意1件の合計6件の審議と選挙管理委員及び補充員の選挙が行われ、慎重に審議された結果、各議案については全員賛成をもって、原案どおりこれを可決・同意されました。

定例会の様子

 議案第1号「令和3年度桜井宇陀広域連合一般会計予算について」は、歳入歳出予算総額はそれぞれ1,370万円で、前年度と同額です。
 一般会計では、広域連合の基本的な運営に必要な経費を計上していますが、歳出の主なものは、議会費では、議員報酬などのほか、議員視察及び講師を招いての研修を実施するための経費を計上しています。

定例会の様子

 総務費は、1,110万3千円で、所掌事務を処理するための人件費、並びに事務所の管理費等の経常的な経費を計上しています。
 民生費は、119万4千円で、障害支援区分認定審査に対応するための予算を計上しています。
これらの財源は、構成市村の負担金が前年度と同額の1,220万円、繰越金150万円です。
 議案第2号「令和3年度ふるさと市町村圏基金特別会計予算について」は、歳入歳出予算総額はそれぞれ1,530万円で、前年度と比較して280万円の増となります。
 歳出の主なものは、広域観光の施策として、圏域をめぐっていただくための、観光探訪事業では、御杖村地域の観光資源をPRし、桜井・宇陀の魅力を伝えていくためにツアーを開催します。

 また、圏域交流活性化事業としては、宇陀市において、子どもをはじめ多世代の交流ができる集客イベントを開催する予定です。
 さらに、ふるさと振興事業として様々な事業を実施しているなかで、桜井宇陀の魅力を発信するために、前年度リニューアルしたホームページの充実を図るとともに、令和3年度から令和4年度にかけて桜井宇陀フォトコンテストを実施し、圏域の優れた自然、文化財、行事の魅力を伝える写真を収集し、カレンダーやパンフレット、ホームページなどへの掲載を通じて、圏域の魅力を発信していきます。
 その他、例年実施しているスポーツ振興センターの助成金を活用したこどもサッカー教室の実施によるスポーツ開催事業、また、ふるさと物産展の開催、カレンダー、及び広報紙の発行、桜井宇陀観光スマホアプリなどによって、圏域の魅力を広く伝えるとともに、圏域内外の人が多く集まる場所における物産展ブースの出展などをとおしての観光キャンペーンなどの事業を計画しています。
 なお、令和3年度は将来安定したふるさと振興事業の推進にむけて400万円の積立を予算化しています。

 これに充当する財源の主なものは、構成市村の負担金が前年度と同額の400万円、運用型基金の運用益として335万8千円、繰越金509万9千円、諸収入は、自治総合センター助成金200万円、日本スポーツ振興センター助成金72万1千円を見込んでおり、今後とも、各種補助・助成金の活用をはじめとした財源確保に努めながら、ふるさと振興事業を実施していきます。
 次に、議案第3号「令和3年度介護保険特別会計予算について」は、歳入歳出予算総額はそれぞれ5,280万円で、前年度と比較して371万7千円の減となります。
 歳出の主なものは、介護認定審査会委員報酬として1,061万円、市村からの派遣職員3名分の負担金として2,400万6千円、介護認定審査会支援システム機器等借上料、及びその保守として344万5千円、その他、介護認定に伴う事務費などを計上しています。

定例会の様子

 その財源は、構成市村の負担金が、昨年度と同額の4,900万円、繰越金375万円、諸収入5万円を計上し、歳入歳出の均衡を図っています。
 議案第4号「桜井宇陀広域連合職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について」は、宣誓書に設けられている押印欄を廃止するほか、会計年度任用職員の服務の宣誓についての規定を整備するなど所要の改正を行うものです。
 議案第5号「桜井宇陀広域連合広域計画の変更について」は、広域計画の期間を令和3年度から令和7年度までとし、変化する社会情勢に伴う構成市村の広域連携が必要な事業の実施に係る連絡調整の事務を進めていくこととしています。
 続いて、同意案件第1号、公平委員会委員2名の任期満了に伴う「桜井宇陀広域連合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて」では、桜井市の大倉孝之氏と宇陀市の西岡保千代氏が選任されました。
 最後に、選挙案件第1号 選挙管理委員及び補充員の任期満了に伴う「桜井宇陀広域連合選挙管理委員及び補充員の選挙について」では、選挙管理委員に、桜井市の土谷好秀氏、宇陀市の森井一成氏、曽爾村の中村憲央氏、御杖村の今西隆雄氏が、補充員に、桜井市の西浦哲氏、宇陀市の前野博氏、曽爾村の木治やすみ氏、御杖村の寺本昌代氏が選挙により、当選されました。
 今回は一般質問の申出はなく、当日すべての議案の審議を終え午後3時35分に閉会されました。
 なお、定例会に先立ち午後1時55分から全体協議会が開催され、提出議案等の説明を行いました。

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