令和5年11月6日(月曜日) 午後3時から、曽爾村振興センターにおいて、令和5年桜井宇陀広域連合議会第2回定例会が開催されました。
菊岡広域連合議会議長の開会宣言、松井広域連合長の招集挨拶、開議の宣言の後、会議に入り、議事日程により、会議録署名議員2名の指名、会期を11月6日の1日間と決定し、松井広域連合長が提出議案の提案説明を行いました。
提案した案件は、令和4年度桜井宇陀広域連合各会計歳入歳出決算認定3件で、監査委員の審査意見や関係資料をつけて認定に付され、慎重に審議したのち採決に移り、いずれも原案のとおり認定されました。
次に、一般質問の申し出がありました議席番号2番、鍛治議員から「令和4年度介護保険特別会計の概要(特徴)について」の質問があり、松井広域連合長、吉田介護保険課長から答弁を行いました。
それでは、今期定例会に提出された各議案の概要について簡略にご報告いたします。
認第1号「令和4年度一般会計歳入歳出決算認定について」は、歳入総額1,492万4,747円、歳出総額1,204万3,601円で、差引額及び実質収支額とも288万1,146円の黒字となり、令和5年度へ繰り越しています。
歳入では、構成4市村からの負担金が1,260万円、令和3年度からの繰越金232万4,747円となっています。
歳出では、議会費33万1,072円、総務費1,061万1,217円、民生費110万1,312円で、広域連合の運営費、並びに障害支援区分認定審査会運営経費等となっています。
認第2号「ふるさと市町村圏基金特別会計歳入歳出決算認定について」は、歳入総額1,048万8,592円、歳出総額926万2,941円で、差引額及び実質収支額とも122万5,651円の黒字となり、令和5年度へ繰り越しています。歳入では、構成4市村からの負担金が400万円、基金運用益及び預金利息が335万9,112円、令和3年度からの繰越金238万2,140円及び諸収入として、スポーツ振興くじ助成金等74万7,340円となっています。歳出では、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めながら、圏域の歴史・文化・観光などの情報発信を行うとともに、ドライブスタンプラリー等の新たな「ふるさと振興事業」も実施したことで、その事業費は926万2,941円となっています。
認第3号「介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」では、歳入総額5,726万6,424円、歳出総額4,482万9,290円で、差引額及び実質収支額ともに1,243万7,134円の黒字となり、令和5年度へ繰り越しています。
この会計の歳入は、構成市村からの負担金4,900万円、令和3年度からの繰越金824万9,535円、諸収入1万6,889円であり、歳出につきましては、介護保険法に基づく介護認定審査会運営経費、認定事務に係る人件費及び構成市村からの派遣職員に係る給与費負担金が主なものとなっています。
以上、今回の定例会は、当日提出された全ての議案の審議を終えた後、12月1日で任期満了となる松井広域連合長、同じく、12月8日で任期満了となる伊藤副広域連合長の退任の挨拶があり、午後3時55分に閉会されました。
なお、定例会に先立ち、午後2時から全体協議会が開催され、広域連合事務局より、本定例会の提出議案等の説明を行いました。