それでは、今期定例会に提出された各議案の概要について簡略にご報告いたします。
認第1号「令和5年度一般会計歳入歳出決算認定について」は、歳入総額1,548万9,175円、歳出総額1,297万7,399円で、差引額及び実質収支額とも251万1,776円の黒字となり、令和6年度へ繰り越しています。
歳入では、構成4市村からの負担金が1,260万円、令和4年度からの繰越金288万1,146円などとなっています。
歳出では、議会費96万6,361円、総務費1,085万3,489円、民生費115万7,549円で、広域連合の運営費、並びに障害支援区分認定審査会運営経費等となっています。
認第2号「ふるさと市町村圏基金特別会計歳入歳出決算認定について」は、歳入総額988万6,535円、歳出総額839万5,734円で、差引額及び実質収支額とも149万801円の黒字となり、令和6年度へ繰り越しています。
歳入では、構成4市村からの負担金が400万円、基金運用益及び預金利息が335万9,114円、令和4年度からの繰越金122万5,651円及び諸収入として、自治総合センター(宝くじ)助成金などで130万1,770円となっています。
歳出では、「伊勢本街道」をテーマに取り入れた圏域交流活性化事業の実施など、多岐にわたる「ふるさと振興事業」を実施しており、事業費の総額は839万5,734円となっています。
認第3号「介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」では、歳入総額6,147万2,134円、歳出総額5,075万8,192円で、差引額及び実質収支額ともに1,071万3,942円の黒字となり、令和6年度へ繰り越しています。
この会計の歳入は、構成市村からの負担金4,900万円、令和4年度からの繰越金1,243万7,134円、諸収入3万5,000円であり、歳出につきましては、介護保険法に基づく介護認定審査会運営経費、認定事務に係る人件費、構成市村からの派遣職員に係る給与費負担金、また、令和6年度から運用する介護認定審査会支援システムの更新に係る経費となっています。
以上、今回の定例会は、当日提出された全ての議案の審議を終えた後、金剛広域連合長からの挨拶があり、午後3時57分に閉会されました。
なお、定例会に先立ち、午後2時から全体協議会が開催され、広域連合事務局より、本定例会の提出議案等の説明を行いました