令和4年11月21日(月曜日) 午前10時30分から、御杖村山村開発センターにおいて、令和4年桜井宇陀広域連合議会第2回定例会が開催されました。
廣澤広域連合議会議長の開会宣言、松井広域連合長の招集挨拶、開議の宣言の後、会議に入り、議事日程により、会議録署名議員2名の指名、会期を11月21日の1日間と決定し、松井広域連合長が提出議案の提案説明を行いました。
提案した案件は、令和3年度桜井宇陀広域連合各会計歳入歳出決算認定3件で、監査委員の審査意見や関係資料をつけて認定に付され、慎重に審議したのち採決に移り、いずれも原案のとおり認定されました。
それでは、今期定例会に提出された各議案の概要について簡略にご報告いたします。
認第1号「令和3年度一般会計歳入歳出決算認定について」は、歳入総額1,424万1,722円、歳出総額1,191万6,975円で、差引額及び実質収支額とも232万4,747円の黒字となり、令和4年度へ繰り越しています。
歳入では、構成4市村からの負担金が1,220万円、令和2年度からの繰越金203万6,232円及び諸収入5,490円となっています。
歳出では、議会費30万2,343円、総務費1,077万7,547円、民生費83万7,085円で、広域連合の運営費、並びに障害支援区分認定審査会運営経費等となっています。
認第2号「ふるさと市町村圏基金特別会計歳入歳出決算認定について」は、歳入総額1,418万2,498円、歳出総額1,180万358円で、差引額及び実質収支額とも238万2,140円の黒字となり、令和4年度へ繰り越しています。
歳入では、構成4市村からの負担金が400万円、基金運用益及び預金利息が335万9,032円、令和2年度からの繰越金628万2,916円及び諸収入として、スポーツ振興くじ助成金等54万550円となっています。
歳出では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事業の縮小や内容の変更を行うとともに、歴史・文化・観光などの情報発信に動画による公開を取り入れる等、ウイズコロナを見据えた形で、ふるさと振興事業を実施し、その事業費は780万358円となっています。また、この他、ふるさと市町村圏基金の取り崩し型基金へ400万円を積立てました。
認第3号「介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」では、歳入総額5,460万12円、歳出総額4,635万477円で、差引額及び実質収支額ともに824万9,535円の黒字となり、令和4年度へ繰り越しています。
この会計の歳入は、構成市村からの負担金4,900万円、令和2年度からの繰越金552万5,863円、諸収入7万4,149円であり、歳出につきましては、介護保険法に基づく介護認定審査会運営経費、人件費で、繰越金は、今後、必要となる介護認定審査会支援システムの更新や改修などに対応するための経費にあてるためのものです。
以上、今回の定例会は、当日提出された全ての議案の審議を終え、午前11時25分に閉会されました。
なお、定例会に先立ち、午前9時35分から全体協議会が開催され、広域連合事務局より、本定例会の提出議案等の説明を行いました。