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2023年4月12日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
令和5年 桜井宇陀広域連合議会 第1回定例会報告
令和5年第1回定例会が、3月29日(水曜日) に、桜井市議会議場において開催されました。

 令和5年3月29日(水曜日) 午後3時55分から、桜井市議会議場において、令和5年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会が開催されました。

定例会の様子の写真

 
 
 廣澤広域連合議会議長の開会宣言、松井広域連合長の招集挨拶、開議の宣言の後、会議に入り、議事日程により、会議録署名議員2名の指名、会期を3月29日の1日間と決定したあと、廣澤議長の議長辞職により、議長選挙の追加議案が提案され、指名推選により、宇陀市の菊岡千秋(きくおかちあき)議員が当選されました。



 その後、元の日程に戻り、菊岡議長のもと、松井広域連合長が提出議案の提案説明を行いました。

定例会の様子の写真

 提案した案件は、令和5年度桜井宇陀広域連合各会計予算3件、条例の制定3件、条例の一部改正1件、議員発議による条例制定1件で、慎重に審議したのち採決に移り、いずれも原案のとおり可決されました。

定例会の様子の写真
定例会の様子の写真

 それでは、今期定例会に提出された各議案の概要について簡略にご報告いたします。

 議案第1号「令和5年度桜井宇陀広域連合一般会計予算について」は、歳入歳出予算総額それぞれ1,420万円で、前年度より10万円増となります。一般会計は、広域連合の基本的な運営に必要な経費を計上しています。歳出の主なものとして、議会費は、109万5千円で、議員報酬などのほか、行政視察を実施するための経費を計上しています。総務費は1,152万9千円で、所掌事務を処理するための人件費、並びに事務所の管理経費等の経常的な経費を計上しています。
 民生費は、127万6千円で、障害支援区分認定審査に対応するための予算を計上しています。そのほか不測の出費に備えるため予備費として30万円を計上しています。
 これらの財源として、構成市村の負担金 1,260万円、繰越金160万円を見込んでいます。

 議案第2号「令和5年度桜井宇陀広域連合ふるさと市町村圏基金特別会計予算について」は、歳入歳出予算総額それぞれ1,040万円で、前年度より90万円の減となります。  歳出の主な事業として、圏域の観光資源を巡りながら、圏域の再発見と交流人口の拡大を目的に観光探訪事業を実施し、今年度は、桜井市の観光資源をPRしていくツアーを実施します。また、圏域交流活性化事業は、伊勢本街道をテーマとした「ウォーク」と「スタンプラリー」の2本立ての事業とし、圏域の観光資源であります「伊勢本街道」への誘客を図っていきます。  そのほか、圏域の優れた自然、文化財、行事等、魅力ある写真を活用した「カレンダー」や「広報紙」等の作成、夏の観光PR動画の制作、ホームページ等への掲載を通じて、圏域の魅力を発信していく、ふるさと振興事業を進めていきます。  また、スポーツ振興センターの助成金を活用した「こどもサッカー教室」の開催も計画しています。  これらの事業に充当する財源の主なものは、構成市村の負担金として400万円、基金の運用益として335万8千円、基金(取り崩し型)繰入金50万円、繰越金39万円、諸収入として、自治総合センター助成金、日本スポーツ振興センター助成金等215万2千円を見込んでいます。

 議案第3号「令和5年度桜井宇陀広域連合介護保険特別会計予算について」は、歳入歳出予算総額それぞれ5,650万円で、前年度より400万円の増となります。
 歳出の主なものは、介護認定審査会委員報酬として1,239万1千円、市村からの派遣職員3名分の負担金として2,352万5千円、介護認定審査会支援システム機器等借上料265万4千円や次期導入予定の介護認定審査会支援システムに係るセットアップ委託料495万円、その他、介護認定に伴う事務費等を計上しています。
 これらの財源として、構成市村の負担金として4,900万円、繰越金として745万円、諸収入5万円を計上しています。

 議案第4号「桜井宇陀広域連合情報公開条例の制定」ついて、議案第5号「桜井宇陀広域連合個人情報の保護に関する法律施行条例の制定」について、及び議案第6号「桜井宇陀広域連合情報公開・個人情報保護審査会条例の制定」についての3議案については、個人情報保護に関する法律の一部を改正する法律の公布に伴い、現在、個々に規定されている個人情報保護に関する法律が一元化されたことにより、新たに法律から条令委任を受けた事項を規定するため、関係条例の制定を行うものです。

 議案第7号「桜井宇陀広域連合職員の定年等に関する条例等の一部改正」については、地方公務員法の一部を改正する法律の公布に伴い、地方公務員の定年が段階的に引き上げられる等のことにより、関係条例の所要の改正を行うものです。

 発議案第1号「桜井宇陀広域連合議会の個人情報の保護に関する条例の制定」については、改正後の「個人情報の保護に関する法律」の規定が議会には適用されないことから、工藤将之議員、大園光昭議員の2名により、条例の制定が発議され、工藤議員が提案説明を行いました。

 今回は一般質問の申出はなく、当日提案された全ての審議を終え、午後4時55分に閉会しました。
 なお、定例会に先立ち、午後2時から全体協議会が開催され、事務局より提案議案等の説明を行いました。

(令和5年3月29日現在)

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