当日は、新型コロナウイルス感染症防止対策をしっかり行いながら、写真家の野本暉房(のもとてるふさ)先生と、ボランティアガイドの「みつえ街道くらぶ」の協力のもと、バスと徒歩で夏の御杖村を巡りました。
午前中のみつえ体験交流館では、御杖村の紹介のあと、奈良県在住の野本先生から村内や県内の各地域で営まれている祭礼の様子や「相手にどこを見せるのかを考えた撮影技法」についてパワーポイントを使って講話していただき、周辺で実際に撮影、昼食後は、倭姫命の物語を今に伝える御杖神社、岡田の谷の半夏生園の案内や道の駅「伊勢本街道御杖」などをバスで巡りました。
御杖村神末地区の半夏生がちょうど見ごろで、梅雨時期にもかかわらず好天に恵まれ、緑の上に絨毯を敷いたような美しい風景が谷あいに広がっていて、参加者は御杖村の自然に親しみ、ゆったりと時間をかけて写真撮影を楽しむことができ、御杖村の知らなかった魅力を知ることができたと大変好評でした。
参加者の感想から
・野本先生のお話から、奈良の各地のお祭りや御杖村のお祭り、神事を教えて頂けたことが良かった。お天気と半夏生の時季に恵まれ、又、姫石の湯が気持ちよかった。
・地元の近くでも知らないところがあり、こんな機会を作っていただき、参加できてうれしく思いました。
・半夏生を初めて見せて頂き、谷の景色がとても素敵でした。また、ご案内も親切にして頂き、とても良かったです。
・御杖村は以前来たことがあったが、今回もっとよく知れてゆっくり訪れてみたいと思った。日本の残しておきたい農村風景に感動した。
・バスはソーシャルディスタンスで安心快適でした。コロナの影響で旅行にも行けなかったので久しぶりに楽しい1日でした。