令和7年11月2日(日)に、今年度の圏域交流活性化事業「時をつなぐ祈りの道 伊勢本街道ウォークin宇陀市」を開催しました。このウォークは、令和5年度から圏域共通の歴史遺産である「伊勢本街道」をテーマに、御杖村から順次行っているもので、今回がその第3弾になります。
当日は、圏域内はもちろん、圏域外からの参加者もあり、遠くは兵庫県三田市からの参加がありました。62名の参加で進めていきました。天気予報は晴天との予報でしたが、終始曇天となり、時折にわか雨となる微妙な天気でしたが、予定した行程を全部踏破することができました。
8時45分から出発式を、宇陀市役所玄関前で開催しました。広域連合長で開催地宇陀市の市長でもある金剛 一智市長に歓迎挨拶をしていただき、司会者からの諸注意の後、一路バスに分乗し、出発地点の室生上田口の飯岡橋付近へと向かいました。
バスの車内では、本日のガイドさんのお話があり、到着後は参加者を3つの班に分けて、それぞれが同行ガイドの解説を所々で聞き、また適宜休憩を取りながら進めていきました。今回のコース途中には、生駒山より標高が高い石割峠があり、通過後は榛原諸木野集落に入って、諸木野関所跡、高井の千本杉など街道沿いにある多くの史跡名所に立ち寄りながら、昼食会場を目指しました。立ち寄った史跡名所では、参加者はガイドの説明を傾聴し、メモを取っておられました。
お昼時を過ぎた13時頃、先頭の班が昼食会場である榛原高井の集落センターに到着し、その後も残りの班が順次到着、お昼を取りながら休憩をとりました。
昼食後はバスに分乗し、昼からのコースである「あぶらや」へ移動しました。このあぶらやは、当時の趣をそのままに残しつつ現在一般開放されており、参加者は二手に分かれた、1階2階と見学し、展示品を見ながら、ガイドの解説案内を受けて、当時に思いを馳せておられました。
見学終了後は、全行程が終了となりました。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
また開催にあたりまして、ご協力いただきました関係地域の皆様、ご同行いただきましたガイドの皆さんありがとうございました。
このウォークは、来年桜井市をメインとして開催する予定です。ご参加お待ちしております。